Kindleの表紙をつくりたいけど、
自分で上手くつくれるかなあ?
Canvaで表紙をつくれるって聞いたけど、
どうやってつくるんだろう?
Kindleの表紙は、
自分でも上手につくれますよ!
Canvaでのつくり方は、
参考にするデザインを決める、
パーツを並べる、微調整するの順番です。
この記事を読めば、
CanvaでKindleの表紙をつくるときの
疑問や悩みはスッキリします!
本記事の内容
- Kindleの表紙のポイント
- Kindleの表紙をつくる流れ
- Canvaを使った表紙のつくりかた
表紙をつくるのには、
Photoshopなどのツールもありますが、
自作の場合Canvaでつくるのがオススメです。
Photoshopとかも使ってみたけど、
学習コストがかかります。
Canvaは初日から思い通りに操作できる点が良いです。
自分で表紙をつくると、
あとから修正するときも、
サッと対応できるのでオススメです。
Canvaで表紙をつくるまえに、
基本事項のチェックからいきましょう!
Kindleの表紙をCanvaでつくる前に確認する3つのポイント
Kindleの表紙をCanvaでつくる前に、
3つポイントをチェックをしましょう。
- 先に原稿を書いてから表紙をつくる
- Kindle表紙のガイドラインを確認する
- オススメのKindle表紙フォーマット
1つずつ、順番に説明していきます!
先に原稿を書いてから表紙をつくる
表紙をつくるタイミングですが、
先に原稿を書いてから表紙をつくりましょう。
本のタイトルは本を書き終わってから、
適切なタイトルが見えてきます。
表紙はタイトルに依存するので、
原稿が書き終わってから、
表紙をつくりましょう。
Kindle表紙のガイドラインを確認する
表紙をつくる前にKindle表紙のガイドラインを確認しましょう。
ガイドラインは以下のとおりです。
電子書籍の表紙画像の理想的な寸法は、縦と横の寸法比が 1.6:1 です。つまり、画像の幅 1,000 ピクセルあたり 1,600 ピクセルの高さが必要です。特に高解像度の端末で画像の品質を最高にするには、画像の高さを 2,500 ピクセル以上にします。表紙ファイルの理想的な寸法は 2,560 x 1,600 ピクセルです。
・画像の寸法は 1,000 x 625 ピクセル以上であることが必要です。
引用:表紙画像のガイドライン
・画像の最大の寸法は 10,000 x 10,000 ピクセルです。
・画像ファイルのサイズは 50MB 以下にしてください。
下記のような内容の表紙画像は使用できません。
・他の出版者やアーティストの著作権を侵害するもの
・価格やその他の一時的な販売促進の提供に言及するもの
長々とかいていますが、
1,000px x 625pxから10,000px x 10,000pxの
範囲の画像なら表紙に使えるってことです。
あとは、
表紙で著作権違反したり、
金額のことなどを書かなければOKです。
表紙のルールは結構ゆるいです!
オススメのKindle表紙フォーマット
Amazonの表紙フォーマットを見ても、
よくわからないと思うのでオススメの表紙フォーマットを紹介します。
1,800px ×2,560pxの「.png」ファイルです。
KDPでは黄金比(1.6:1)の表紙フォーマットが推奨されていますが、
日本では白銀比(1.4:1)の書籍が多いので、
あえて無視したほうが良いです。
高画質の端末で綺麗に見えることと、
白銀比を両立させることを考えたら、
1,800px × 2,560pxがベストなサイズになります。
拡張子が「.png」なのは、
「.jpg」形式より「.png」形式の方が画像がキレイだからです。
「.png」の方が容量が大きいという欠点はありますが、
表紙1枚で規定の50MBを超えることはないので、
キレイな「.png」にしましょう。
日本で販売するなら、白銀比にしましょう!
CanvaでKindle表紙をつくる7ステップ
Canvaで表紙をつくるのは、
以下の7ステップでできます。
外枠から固めていって、
徐々に細部の作業に移行していきます。
- 参考にする表紙を決める
- Canvaにログイン
- キャンバスを開く
- パーツを並べる
- テキストを並べる
- 細かい調整をする
- ダウンロードする
順番に見ていきましょう。
参考にする表紙を決める
まっさらな状態から表紙を作るのは大変です。
世の中にあるデザインも、
基本的に参考としているデザインがあります。
最初に、
デザインを参考にする本を決めましょう。
今回は、私のYouTube書籍のデザインを参考にします。
参考にするのはOKだけど、
パクリはダメだから気をつけてくださいね!
Canvaにログインしてキャンバスを開く
まずはじめに、Canvaにログインしましょう。
Canvaのトップページ
カスタムサイズのキャンバス作成しましょう。
作成するサイズは1,800px × 2,560pxです。
パーツを配置する
表紙に必要なパーツをバーっと並べていきましょう。
とにかく必要な図形を置いて、
全部置いたら整列させます。
テキストを配置する
パーツを配置したら、
次はテキストを配置しましょう。
テキストを配置するときの順番は、
以下のとおりです。
- テキストボックスを配置する
- テキストを書く
- 大きさを調整する
配色をする
テキストを配置したら、色を決めましょう。
今回はKindleの本なので、
Kindleロゴを意識したオレンジをメインにした配色にします。
細かい調整をする
最後に細かい調整をしていきます。
「最強の教科書」の「の」だけを小さくします。
文字を一文字だけ小さくするのは、
Canvaではできないので、
テキストボックスを分ける必要があります。
- テキストボックスを複製
- 不要な文字を消す
- 文字サイズを調整
この3ステップで1文字だけ小さくできます。
帯部分の文字間隔を詰めます。
上部バーのスペースから「行間隔」を調整で、
行の間隔を詰めれます。
左右方向を詰める場合は、
文字間隔を調整したらできます。
これで完成です。
ダウンロードする
デザインが完成したらダウンロードしましょう。
共有→ダウンロードで、
PNGファイルを保存すればダウンロード完了です。
ちなみに、一連の変化はこんな感じになります。
徐々に表紙になっていくのが、わかりますね!
まとめ:Kindleの表紙も手順を踏めば自分で作れる
本記事の要約
- Kindleの表紙をCanvaで作る前の3つのチェック
- 先に原稿を書いてから表紙をつくる
- Kindle表紙のガイドラインを確認する
- オススメのKindle表紙フォーマット
- CanvaでKindle表紙をつくる7ステップ
- 参考にする表紙を決める
- Canvaにログインしてキャンバスを開く
- パーツを配置する
- テキストを配置する
- 配色をする
- 細かい調整をする
- ダウンロードする
原稿を書くときと同じように、
構成を固めて進めていけば一人でも表紙は作れます。
漢字とひらがなで文字の大きさを調整したり、
文字の間隔を詰めると一気にアカ抜けたデザインになります。
まずは、参考にする本を探すところからやってみましょう!
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